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各通貨の説明

米ドル(USD)

世界の基準・標準となっている基軸通貨。世界各国の貿易の決済にも使われ、為替取引の90%以上に米ドルが絡んでいる。その為、アメリカの経済指標や金利、軍事ニュースが為替を動かす要因となっている。

ユーロ(EUR)

1999年にEUの通貨を統合して誕生した新しい通貨。米ドルに続く世界第2位の流動量を持ち、ユーロ/ドルは世界で最も流動性の高い通貨ペアである。参加国が多いことがネックだが、ユーロの中心的存在のドイツの情報は特にチェックしておきたい。

ポンド(GBP)

ポンドは値動きの激しさと政策金利の高さが特徴。また北海に油田を所有しているので資源国通貨としての一面も持ち、原油価格が高騰するとポンドが買われやすくなる。現在は加盟を拒絶しているが、イギリスがいつユーロを導入するかも注目されている。

オーストラリアドル(AUD)

オーストラリアドルは高金利で知られ、資源国通貨の代表といえる。主な資源は石炭・鉄鉱石・金だが、資源国通貨は商品の価格変動に大きな影響を受けるのでこれらの価格変動には注意したい。

ニュージーランドドル(NZD)

農作物の輸出比率が高い資源国通貨。金利が高く、政治的・経済的に結びつきの強いオーストラリアドルの動きに連動しやすい。またその金利の高さから投資資金が集中しやすいので政策金利の引き下げによる価格の下落には注意が必要。

カナダドル(CAD)

カナダドルも代表的な資源国通貨である。アメリカとの結びつきが強く米ドルと連動しやすい。政治・経済的には安定しているが、石油埋蔵量が世界第2位なので原油価格の下落には注意が必要。

スイスフラン(CHF)

永世中立国であるスイスには「プレイベートバンク」として世界各国からの資金が流入しているため、日本に次ぐ金利の低い通貨でもある。しかし、政治的にも中立なので世界経済の影響を受けにくいので安全な通貨といえるだろう。

南アフリカランド(ZAR)

政策金利が9%ということもあり日本でも人気を集めている資源国通貨。高金利と値動きの激しさが特徴で、世界1位の埋蔵量・産出量を誇る金の価格に大きな影響を受ける。

中国人民元(CNY)

「世界の工場」とも呼ばれる中国の通貨人民元は通貨バスケット制(複数の通貨に連動する制度)を採用しいるが、為替レートが中国人民銀行の管理下に置かれており完全に開放されてはいない。しかしアメリカからの圧力などで価格が徐々に上昇してきている。

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